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院長のメッセージ

患者の皆様へ

 乳腺疾患の病理診断には多くの経験が必要です。
ところが、日本では乳がんの発生が低かったことから病理医の乳腺疾患に対する病理診断の経験が極めて少なく、乳腺病理の専門家も殆どいなかったので、乳腺疾患の病理診断の教育も殆ど行われていませんでした。
 最近わが国の乳がん発生率は著しく上昇し、乳がんが女性のがんの第一位になってきました。一方、針生検やマンモトーム生検の普及により病理組織診断に供される病変の採取量が少ないことや、病変の部分像による診断、乳腺病理組織像の多様性等、組織診断に苦慮することが多い現状です。
 私は、日本では最も乳癌症例の多い癌研(癌研究会癌研究所)に在籍し研究員、主任研究員、乳腺病理部長として35年間以上一貫して乳腺の病理組織診断に携わり、日本全国の病理医や臨床医から、乳腺疾患の良悪性に関する約10,000例のコンサルテーションを受けてきました。
 しかし、これまで患者さん自身は自分の乳腺疾患の病理診断が本当はどうなのかを相談する術はありませんでした。
 そこで、当院では、お医者さんに対して乳腺疾患の正しい病理診断を提供するとともに、患者さんに対しての病理診断セカンドオピニオンを行うことにしました。病理診断セカンドオピニオンを希望する方は医療機関を通して、御自分の乳腺病理標本に対しての当院の経験豊富な病理医による診断を受けることが出来ます。
 患者さんにとっては病理診断の結果が「良性」か「悪性」かではその後の人生が天と地ほど違います。当院が、より多くの乳腺疾患の患者さんのお役に立てることを願っています。

坂元 吾偉 (さかもと ごい)

昭和16年9月14日生

学歴・職歴 昭和42年3月  
鹿児島大学医学部卒
昭和43年3月  
鹿児島大学医学部附属医師実地修練修了
昭和43年4月  
癌研究会癌研究所病理部レジデント
昭和46年8月  
癌研究会癌研究所病理部嘱託研究員
昭和48年11月
医学博士(東京医科歯科大学)
昭和49年4月
癌研究会癌研究所病理部研究員
昭和54年11月
癌研究会癌研究所病理部主任研究員
平成5年10月
癌研究会癌研究所乳腺病理部長
所属学会・研究会 日本乳癌学会 前理事長 名誉会員
日本癌学会 名誉会員
日本癌治療学会 評議員
日本乳癌検診学会 評議員
日本病理学会 名誉会員
日本乳癌画像研究会 監事
東京乳腺研究会 監事
乳腺診断フォーラム 会長
乳癌カンファレンス 会長
日本産婦人科乳癌学会 顧問
乳管内視鏡研究会 顧問
(NPO) マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 監事
(NPO)日本乳がん情報ネットワーク 顧問
編集委員・Editorial Board 癌の臨床
乳癌の臨床
乳癌診療T&T(監修)
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